
- サプライチェーン・マネジメント
〜流通革命と卸業の役割〜 - 米国の製造業復活の原動力になったとされる経営手法「サプライチェーン・マネジメント」 (SCM) が日本でも注目を集めている。いま、多くの分野で商品や技術が成熟し、商品の特性や仕様だけでは優位性を発揮しにくくなっている。トータルなサービスが競争力を生む時代なのである。
SCM では、ユーザーダイレクトなサプライチェーンの構築が大きな柱である。これに巨大な顧客データベースを結合することにより、顧客に直結した経営が可能となる。また、SCM の導入により、国際競争力の一つの手段でもあるキャッシュフロー重視の経営基盤づくりにもつながることが期待されている。
通読時間 | |
I. 要約編 --- 約70 分 | II. 付属編 --- 約 15 分 |
収集情報 | |
新聞記事情報 ---31 件 雑誌・論文情報 --- 10 件 書籍・レポート情報 --- 6 件 |
I. 要約編 | |
1.サプライチェーン・マネジメント (SCM) とは | |
1-1. 定義 1-2. 本質と特徴 |
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2.発展の系譜と背景 | |
2-1. TQC / TPM / JIT 2-2. EDI / CALS 2-3. QR / ECR 2-4. ERP |
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3.SCM の全体像 | |
3-1. 物流面のメカニズム 3-2. 商流面のメカニズム 3-3. 日本企業への適用手順 3-4. SCM 構築支援組織 |
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4.具体的事例 | |
4-1. 米国における取り組み例 4-2. 国内における導入ケース |
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5.課題と展望 | |
5-1. 日本型経営の特殊事情 5-2. 経済活性化と国際競争力強化 5-3. 結論 |
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II. 付属編 | |
1.関連用語集 2.主なサプライチェーン管理ソフト 3.サプライチェーン・マネジメントを実現している主な企業 |