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「取締役会」の機構改革
〜執行役員制の導入と取締役のミッション〜
コーポレート・ガバナンスへの関心が高まる中、「取締役会」の改革論議が盛んになってきた。国際競争に勝ち残るためには、形骸化されている取締役会の機能を回復強化し、株主や顧客などのステークホルダーからも信頼されるようなプロ経営者による真の意志決定機関へと変身させていく必要がある。

従来の取締役とは別に検討されている執行役員制の導入は、「経営」と「実務」を分けた新しい役員組織体制への変革契機になるはずである。また取締役人数の適正規模化や社外取締役の導入も同時に検討されているが、経営のプロとしての取締役の資質そのものも問われている。
通読時間
I. 要約編 --- 約60 分 II. 付属編 --- 約 20 分
収集情報
新聞記事情報 ---10 件
雑誌・論文情報 --- 22 件
書籍・レポート情報 --- 7 件
I. 要約編
1.「取締役会」とは
  1-1. 定義
1-2. 取締役会の権限と責任
1-3. 取締役会の本質
2.「取締役会」改革の背景
  2-1. 日本型経営の行き詰まり
2-2. 米国における改革の変遷
3.「取締役会」の機能回復ポイント
  3-1. 取締役の人数
3-2. 執行役員制の導入
3-3. 使用人兼務の取締役
3-4. 社外取締役の登用
3-5. 独立取締役の認定基準
3-6. 取締役会のパフォーマンス評価
3-7. 取締役の資質と資格
4.各社の改革事例
  4-1. ソニー
4-2. 東芝
4-3. 中外製薬
5.今後の課題と展望
  5-1. 問題点
5-2. プロ経営者の育成と登用
5-3. 今後の展望
   
II. 付属編
1.関連用語集
2.取締役会の必須知識
3.監査役の必須知識
4.役員数の日米比較
5.主要各社の取締役会改革
6.執行役員制導入の主要企業