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SRI(社会的責任投資)による企業評価
〜企業スクリーニングの新しいモノサシ〜

欧米では株式投資をする際の企業評価に、収益性や成長性だけでなく社会面も取り込んで総合的に評価して投資対象を選ぼうという動きが活発になっている。「社会的責任投資」(SRI:Socially Responsible Investment)と呼ばれるもので、企業が社会性の配慮を怠れば業績が悪化し株価が下落するという事例あちこちで見られる。

日本でも1999年、SRIの一例として、環境に配慮した企業に投資する投資信託商品「エコファンド」が販売され話題を呼んだ。企業の社会的な側面に関心を持つ消費者も増えており、こうした関心が投資の行動につながり、それによって「長期的に安心、安定した経営を行う企業」への期待が高まっている。

欧米でのSRIの現状や日本での今後の展望を織り交ぜながら、今世紀に”評価される企業”の条件を探る。
通読時間
I. 要約編 --- 約45 分 II. 付属編 --- 約 15 分
収集情報
新聞記事情報 ---7 件
雑誌・論文情報 --- 5 件
書籍・レポート情報 --- 7 件
I. 要約編
1.SRI(社会的責任投資) とは
  1-1. 定義
1-2. フィランソロピーとの関係
2.SRIの歴史と注目される理由
  2-1. 欧米におけるSRIの発展経緯
2-2. 注目される背景
2-3. SRIと環境経営との関係
3.SRIの実際
  3-1. SRIによる企業評価の内容
3-2. スクリーニング資産運用と株主行動
3-3. 日本におけるエコファンドの現状
4.SRIの事例
  4-1. 海外の事例
4-2. 国内の事例
5.課題と今後の展望
  5-1. 求められる日本独自のSRI基準
5-2. 日本におけるSRIの将来像
   
  Kenji's Viewpoint
   
II. 付属編
1.関連用語集
2.SRIに関する情報源
3.参考資料
  3-1. 朝日新聞文化財団〔企業の社会貢献度調査〕委員会による 『有力企業の社会貢献度
        〜2002年度(第12回)』 表彰企業 〔WORD〕
3-2. 社会的責任投資(SRI)のすすめ  −21世紀型の優良企業像をさぐる− 
        ニッセイ基礎研REPORT 2002.1 〔PDF〕
3-3. 企業の「社会責任」評価  コンセンサス・コミュニティ 〔PDF〕
3-4. 企業倫理と投資信託 東京海上リスクコンサルティング(株) TRC EYE Vol.14 2001〔PDF〕
3-5. 社会貢献活動の事例 〔WORD〕