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「サッカー型」人事戦略
〜プロ意識の自律型社員による臨機応変・機動人事〜
「サッカー型」人事戦略は、「時々刻々と変化する状況への判断とその対応策を現場の担当者(プレイヤー)に任せ、課題解決への思考を互いに取り交わしながら、共通目標(ゴール)を達成していく戦略」である。経営者やマネジメント層は活動の流れ全体を見ながら、その時々に最適と判断される戦略をとったり、経営資源を有効に投入するなどして、ゴールを得るまで、常に柔軟で活力ある組織を維持していく。まさにプレイヤー一人ひとりの知的・動的能力を最大限に引き出す仕組みづくりを目指したものといえる。

これからの企業経営では、個人の特性、変化対応能力などをうまく活用し、企業価値向上へと結びつけていくことが必要となる。また各人の個性と能力を伸ばし、活き活きと働くことのできる風土や仕組みは、組織に属するすべてのスタッフにとって自己実現の大きな機会となり、そのことが魅力ある企業として社員を惹き付け、最終的に顧客満足にまで及ぶという好循環がもたらされる。

社員を管理して「動かす」のではなく、社員自らの判断で企業目標(ゴール)を目指して主体的に「動く」、まさに自律性尊重の組織に向かっての変革が試みられようとしている。
通読時間
I. 要約編 --- 約 40 分 II. 付属編 --- 約 15 分
収集情報
新聞記事情報 --- 10 件
雑誌・論文情報 --- 12 件
書籍・レポート情報 --- 6件
I. 要約編
1.サッカー型人事戦略とは
  1-1. 定義
1-2. 野球型との違い
2.注目される理由
  2-1. 日本企業を取り巻く状況変化
2-2. 米国における組織のスクラップ&ビルド
3.サッカー型組織の基本要件
  3-1. ヒューマン・キャピタル(人的資本)という捉え方
3-2. 意欲と能力について
3-3. 特性を活かす
3-4. 経営トップの役割
4.導入・活用事例
  4-1. ニュー・ユナイテッド・モーター・マニュファクチャリング・インク(NUMMI)
4-2. トヨタ自動車
4-3. TDK
4-4. ミスミ
5.現状の課題と今後の展望
   
  Kenji's Viewpoint
   
II. 付属編
1.関連用語集
2.「サッカー型」人事戦略の情報源
3.参考資料
  3-1.  2001 Most Admired Knowledge Enterprises(MAKE)〔PDF〕
3-2.  IMD世界競争力ランキング Business Efficiency部門 国別ランキング〔PDF〕
3-3.  IMD世界競争力ランキング Economic Performance部門 国別ランキング〔PDF〕
3-4.  IMD世界競争力ランキング Government Efficiency部門 国別ランキング〔PDF〕
3-5.  IMD世界競争力ランキング Infrastructure部門 国別ランキング〔PDF〕
3-6.  IMD世界競争力ランキング 2002 〔PDF〕
3-7.  IMD世界競争力ランキング 時系列表 〔PDF〕
3-8.  NHKスペシャル『変革の世紀』関連資料 〔WORD〕
3-9.  「スペシャリストが成長するチームづくり」 大阪市立大学大学院経営学研究科
3-10. トヨタ自動車 2010年グローバルビジョンについて〔TEXT〕
3-11. JMA2002年提言 「競争優位をめざす人材戦略」 2002年3月〔PDF〕
3-12. 日本能率協会 「競争優位をめざす人材戦略に関する経営者」
      アンケートより抜粋 〔WORD〕
3-13. 人材マネジメント調査2001 調査結果のレビュー ワークス研究所 〔PDF〕
3-14. 「日本と日本人の未来を描く」フォーラムからの提言 電通総研 〔PDF〕
3-15. 日本の潮流2002 "融知創新"のダイナミズム 電通総研 〔PDF〕