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バランス・スコアカード
〜組織改革システムの新アプローチ〜
世界中の企業が情報主導型の競争に適応するために自己変革を図りつつある現在、「無形資産」を開発する能力は、「有形資産」を投資・管理する能力よりも競争優位を左右する決定的な要素となっている。このような時代の要請に対応するために開発されたのが「バランス・スコアカード」である。

バランス・スコアカードを利用することにより、財務面での成果を追いかける一方、将来の成長に必要とされるケイパビリティ(会社のあらゆる分野で競争力の根幹となるような能力)を構築したり、無形資産の獲得状況をモニターすることができる。バランス・スコアカードは決して財務指標をだいたいするものではなく、財務指標を追加補助するものなのである。

バランス・スコアカードを有効に活用すれば、長期戦略と短期的行動を関連づけるために、従来のマネジメント・システムでは解答が見いだせなかった問題も解決することが可能となる。
通読時間
I. 要約編 --- 約90 分 II. 付属編 --- 約 10 分
収集情報
新聞記事情報 --- 8 件
雑誌・論文情報 --- 9 件
書籍・レポート情報 --- 3 件

I. 要約編
1.バランス・スコアカードとは
  1-1. バランス・スコアカードとは
1-2. バランス・スコアカードの意義と有効性
1-3. バランス・スコアカードの導入目的
2.注目される背景
  2-1. 発展の経緯
2-2. 業績評価方法の見直し要因
3.具体的な内容
  3-1. "4つの視点"(バランス・スコアカードの基本概念)
3-2. 戦略の実行と4つの視点
3-3. バランス・スコアカードの構築方法
3-4. バランス・スコアカードにおける IT の位置づけ
3-5. 業績評価指標と経営戦略のリンク
3-6. 管理会計とバランス・スコアカードの関連
3-7. 人事評価における業績評価とバランス・スコアカードとの関連
3-8. ABC(活動基準原価計算)との関連
3-9. 組織改革のツール
4.活用事例
  4-1. 海外営利企業の事例
4-2. 海外非営利組織の事例
4-3. 国内の事例
5.課題と経営改革へのポイント
  5-1. 日本企業における導入上の留意点
5-2. グローバル時代の組織改革ポイント
   
II. 付属編
1.関連用語集