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ASP (Application Service Provider)
〜アウトソーシングの新ビジネスと活用〜
情報システムを自社で構築したり、完成品を購入する時代は終わった。ネットワーク経由で「必要な機能」を「必要なとき」に「必要なだけ」借りる時代へと移行する。これを提供する企業が ASP 、すなわちアプリケーション・サービス・プロバイダである。

ASP は従来のアウトソーシングに対し、省力化やコスト削減だけが目的なのではなく、経営資源をコアコンピタンスに集中することによって、戦略的に外部企業から高度な専門サービスを受けられるという点で異なる。これは、ネットワーク社会が進展するにつれて、アライアンス(提携)による国際的な分業体制が確立されつつあることが背景にあり、いわば「持たざる経営」への取り組みでもある。

本レポートでは、ASP の特徴や構造の解明にとどまらず、企業経営に与えるインパクトに注目し、ASP の活用による組織活性化から組織改革に至るまで、一歩踏み込んだ視点から、その可能性を追求する。
通読時間
I. 要約編 --- 約60 分 II. 付属編 --- 約 10 分
収集情報
新聞記事情報 --- 30 件
雑誌・論文情報 --- 8 件
書籍・レポート情報 --- 3 件

I. 要約編
1.ASP とは
  1-1. 定義
1-2. 特徴とメリット
1-3. 従来型アウトソーシングとの違い
2.ASP の注目背景
  2-1. ネットビジネスの発達
2-2. 「持たざる経営」を支える ASP
3.ASP の構造と企業経営に与えるインパクト
  3-1. ASP 業界の構造
3-2. ASP の市場規模
3-3. ASP ビジネスの事業展開
3-4. 企業経営への活用方法
3-5. ASP ビジネスへの参入企業
4.ASP サービス提供事例と各社の取り組み事例
  4-1. ASP サービス提供事例
4-2. ASP サービス活用事例
5.課題と将来展望
  5-1. ASP 市場発展の課題
5-2. ASP 活用への組織改革
   
II. 付属編
1.関連用語集
2.進化する ASP 事業
3.Eコマース向けワンストップサービス一覧