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成果主義
〜人事評価制度における新時代への対応と挑戦〜

経営環境の変化に適応すべく導入が進む成果主義。しかし現実にはその導入がうまくいっているとはいえない。時間をかけて緻密な人事・評価制度をたとえ構築したとしても、旧来からの経営管理手法をそのまま温存していたのでは。成果主義の導入及びその効果を実現することは難しい。

成果志向性の高い人材をリーダーに登用し、社員一人ひとりが成果主義に基づく行動をとれるようにすること、そして人材の社内流動化を促進することにより、各々がその能力を十分発揮できるビジネス環境を創り出し、しかもその力を収益に転換していけるようにすることが成果主義導入の最大の目的である。我々がこのニュー・エコノミー時代を生き抜いていくためには、新たな価値を早急に創造する必要がある。成果主義導入をまさにその基盤づくりの第一歩とするためには、経営幹部の意識改革と強力なリーダーシップがますます必要となってくる。
通読時間
I. 要約編 --- 約70 分 II. 付属編 --- 約 5 分
収集情報
新聞記事情報 --- 26 件
雑誌・論文情報 --- 20 件
書籍・レポート情報 --- 2 件

I. 要約編
1.成果主義とは
  1-1. 定義
1-2. 期待効果
1-3. 特徴と目的
2.成果主義導入の要請背景
  2-1. 経営環境変化からの要請
2-2. 個別賃金マネジメントの要請
2-3. 個人及び企業価値向上への支援要請
2-4. アメリカにおける成果主義の潮流
3.成果主義の導入
  3-1. 経営トップの役割
3-2. 評価基準の設計と成果評価の浸透
3-3. 自己実現・人材育成環境の整備
3-4. 成果主義のレビューと効果測定の3ポイント
4.成果主義の導入事例
  4-1. 富士通のケース
4-2. ミスミのケース
4-3. 日立クレジットのケース
4-4. その他企業のケース
4-5. 各ケースの総括
5.課題と今後の展望
  5-1. 導入後の課題
5-2. 今後の展望
   
II. 付属編
1.関連用語集
2.先進企業における人事管理の基本理念