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Monthly Greetings

●2012年11月のひとこと

ハロウィーンも終わり、今年も残り2カ月、早くもクリスマスムードのショップを見かける季節を迎えました。

さて、この11月に入りまず注目されているのは、6日(米国時間)に予定されている米国の大統領選挙で、日本時間の7日には大勢が判明する見通しです。
民主党のオバマ現職大統領と共和党のロムニー候補はテレビ討論会などを経て、支持率は拮抗しているようです。
選挙戦のスタイルが誹謗中傷合戦となっているのは米国の特徴ともいえますが、私には品のない“叩き合いショー”に映ります。テレビの中傷CM合戦については、対立をあおる批判広告を制作しているスーパーPACという組織の存在も見逃せません。

このようなやり方は政治の世界に限らず、ビジネス界でもよく見かけますが、その典型的な例はテレビのコマーシャルです。
自社の商品が他社の商品よりいかに優れているかをアピールするやり方で、「比較広告」と呼ばれています。たとえば、風邪薬や洗剤などの商品では 自社製品の効き目が如何に大きいか、自動車では自社の車の燃費等が如何に良いか、といったことを他社製品と比べてアピールする広告で、 30年ほど前、私が米国滞在中に驚いたことのひとつです。

考えてみれば銃の保有も併せて、西部開拓時代からのDNAなのか、いわば“決闘”スタイルが好まれているのかもしれませんが、日本では受け入れにくいものがあります。
しかし先月末、米国の東海岸を襲ったハリケーン“サンディ”への被害対応については、米国でのトップによるリーダーシップの あり方に学ぶところはあるのではないでしょうか。
最近、日本の家電メーカーの業績悪化を憂えている記事をよく見かけるようになりましたが、ビジネス界でもトップの“顔”がしっかり見えている(いた)企業は、経営基盤や競争力もある(あった)ように感じられますが、いかがでしょうか?
存在感あるトップリーダーの経営力、あるいは政治力は重要だと思われる一方、ホンモノを見極める能力が求められますね。

●事業活動のご連絡

勤務先大学では先月末に開催した大学祭も終わり、目下、中間試験の問題作成や評価等の作業に追われています。
会社のほうも、年賀状の準備作業に入る予定ですが、例年の年末作業にならないようにして、今年こそはクリスマスや年末休暇をゆっくり過ごしたいものです。

以上、2012年11月のMonthly Greetingsでした。

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