
●2012年6月のひとこと
早くも6月を迎え、北海道を除いて、梅雨のシーズンに入りました。
私は洋楽や映画音楽などが好きなので、パソコンのハードディスクに落として聞くことを趣味としていますが、「雨」のタイトルが付いている歌を調べてみたら、何と約60曲もありました。
うっとうしい梅雨ではありますが、雨ソングを聞きながら、Rainy Season を楽しんでみようかと思っています。
さて、今月は多くの上場企業が株主総会を開催しますが、一番の集中日は6月28日(木)とのことです。
定時株主総会は決算日(基準日)から3ヶ月以内に開くことが会社法124条で定められており、日本の場合、お役所の年度末に合わせて3月期決算をとっている会社が多いため、
6月は株主総会の月という様相になります。
※「基準日」とは、ある一定の日を定めて、株主総会の招集はその日(たとえば決算日)現在の株主に対して発送すればよいという制度です。(詳細は、会社法124条参照)
もう35年も前のことですが、日本の多くの大企業でいわゆる“シャンシャン総会”が行われていたころ、当時、勤務先企業の合弁相手であった米国の大手化学会社での株主総会について話を聞いたところ、その化学会社では日曜日に本社の近くにある小学校に株主やその家族を招いて、ピクニック気分さながらの楽しい株主総会を開いているということだったので、日本との違いに驚いたことを覚えています。
最近では、日本企業でもIR(Investors Relationship)の観点などから一般の個人投資家にも理解してもらえるような、会社のファンづくりを意識した対応へと変化してきているようです。
グローバル化が本格的に動き始めた今日、日本もようやく開かれた株主総会へと変身してきていることは大いに歓迎すべきことで、誰のためのものか、という、いわば「マーケティング」視点の重要性が認識されてきたのではないでしょうか。
一方、消費税増案などを巡って紛糾している政治の世界は相変わらず昔のままのように思われますが、ここでも「マーケティング」的思考が必要では・・・・・・。
●事業活動のご連絡
勤務先大学(淑徳大学)では、社会人を対象とした公開講座を開催しており、私も「新規事業創出」をテーマとした講義(全2回 5/28、6/11)を担当しております。
夜間のクラスなので仕事帰りのビジネスマン・ビジネスウーマンの方々が受講生ですが、仕事疲れにも関わらず活発なディスカッションを交わしています。
(参考)
http://ext.shukutoku.ac.jp/
http://ext.shukutoku.ac.jp/course/detail/1101/
以上、2012年6月のMonthly Greetingsでした。
弊社ビット89では、皆さまの社外「経営企画室」として、
ビジネスに直結した
●「量り売り方式のリサーチ」
●「即戦力となるセミナー研修」
●「コーチング スタイルのコンサルティング」
を行っております。
出前スタイルのセミナー研修も喜んでお受けいたしますので、
どうぞいつでもお気軽に声をかけてみてください。